これが、私が人生で初めて作った家具です!15年くらい前でしょうか

初めてにしてはまぁまぁうまく出来たとは思いますが、悩んだのは引き出し。本当はスライドレールを取り付けたかったのですが、当時の私はうまく付けられる自信がなく、断念したのです。

しかし、やはりスライドレールを付けるべきでした。そもそも小型で薄いこのタンス、引き出しを開ける度に動いてしまいます。

また、引き出しを閉めようとすると、やはり斜めになったりして、上手く入らない。毎度毎度ガタガタするので使いづらく、引き出しを使わなくなってしまっていました。

今更スライドレールを付けようにも寸法の問題あり簡単には付けられず。捨てよっかな…、とも思ったのですが、何か勿体無い気がして…。なので解体して再度ドレッサーに再挑戦します!

引き出しにスライドレールをつけてみた

ということで!大汗かいてバラしましたが、本当に再利用する価値があるのか…。深く考えないでおきます…。

材料

1)木材

先ほどのタンスの廃材を生かします。タンスの側面等に使われていた板は奥行250mm、厚み18mmのパイン集成材(だったはず)です。この板を再利用します。

また、タンスの引き出しはそのまま生かしますが、引き出しの前面の板だけは外して新しい木に取り替えます。しかし、ひとつは前面の板と一緒に内側も外れてしまいました。この引き出しは結構テキトーな作りです(汗)。

この引き出しの幅が640mmです。この大きさを基準作成していきます。皆さんが作るときも、先ず引き出しの大きさを決めて、そこから逆算するとやりやすいかと。

私の場合、ピッタリに作るのは不安だったので、かなり余裕を持たせた作りとなっております。

2)スライドレール 200mm 左右セット  2組

とうとう因縁のスライドレールにチャレンジ!これは3段階スライドし、引き出しを全部引き出しても抜けないタイプのもの(完全スライド式)です。

他にローラー式というものもありますが、ローラー式は引き出しを全部引き出すと抜けちゃうタイプなので、一番短くても長さが25cmはあるようで、この奥行きの浅い引き出しには向きません。なので、完全スライド式を採用となりました。

スライドレールはたまにバラ売り(左右2本1組ではなく1本ずつ)だったりするので注意が必要です。

3)脚用木材

本当は猫脚を使いたかったのですが、高くて却下…。他の既製品の脚を買って来ることも考えましたが、結局2次元猫脚を自作しました。

4)塗料

再利用の板は日灼けしていて、見た目がとても悪いのでペイントします。最後にウレタンニスでコーティングします。

また、引き出しの前面の板はつや消しクリアのウレタン塗装のみにして、木目を生かします。

5)取っ手

元々使用していたガラスの取っ手、気に入ってはいますが、大きすぎるのです…。なので今回再調達。真鍮の取っ手にしました。

道具

1)ドライバードリル

これがなくては始まらない!木材のカットをお店でしてもらえるのであれば、今回必要なのはこれくらいなものですね。

2)ヤスリ