5)天板の裏に裏桟用溝を彫る

裏桟というのは、すのこで言う「足」のようなもので、板を幅つなぎするときに板の支えになる棒です。本当は「吸いつきアリ桟」というのがやりたかったのですが(下記参照:英語ではDovetails jointと呼びます)、さすがにどどどどど素人にはムリで諦めました。

P

超焦っていたので、作業中の写真が少なくて分かりにくくてスミマセン(汗)この頃、本当にテーブル出来るのか!?と結構ナーバスになっておりました…。しかも繋いだ板をひっくり返すのが重いはなんだわ……。

下の図の赤い点線で囲われた部分に溝を彫り、そこに裏桟をはめ込みます。尚、裏桟にはミシン脚を接続する為の細工を施していますが、その辺までここで説明するとごちゃごちゃするのでこちらで説明しております。

赤い枠内に、丸鋸で1.5cmの深さの切れ目を何本も入れておきます。すると薄焼きせんべいのようになった木が残りますので、それをノミで彫って形を整えます。

裏桟は溝を彫らないでつけても良いですが、私の場合は彫らないとテーブルが高くなりすぎるので彫ります。裏桟を付ける前に、天板のガタガタは調整しておきましょう。

6)天板の裏に裏桟を取り付ける

さてそれでは、テーブルの天板に裏桟を取り付けます。

本当はこの溝にしっかり収まる…!はずなのですが、やはり裏桟自体にも反りがあります。

斜めになったり、隙間があいたりしており、溝にしっかりとはまってはおりません!ですがもう疲れているので目をつぶります(汗)。

こんな風に木ネジで止めたので、バラすことは不可能になりました…。

また、本来は、後日反りが出た場合に対応できるよう横幅広めに下穴を開ける模様ですが、ちょっともうなんか色々と疲れてしまってテキトーです(汗)写真は脚と接続後のものです。

はい、まだ終わりません。ミシン脚をテーブル天板に接続しなければなりません…。しかし今回はここまで。天板と脚をつなげてテーブルを完成させるところはこちらで説明しますね。

掛かった費用と時間

費用

さて、ここまでのところで掛った費用についてです。

1)天板用中古足場板 140cm×20cm×4枚

@1,180円×4=4,720

2)カウンタージョイント 18個

@214円×18=3,852円

結構掛かってしまったカウンタージョイント金具…。

3)サンディングシーラー 

300ml @1,700円

4)ウレタンニス

750ml @2,600円

5)裏桟用角棒

45mm角×910mm @400円×3=1200円

6)漆喰

700g  @1,600円

漆喰は粉を買ってきて自分で練ればかなり安くなります。

合計  15,672円

掛かった時間

土日しか作業時間がありませんが、それで1ヶ月位かな?(実働8日間)とかる~く考えていましたが、結局3ヶ月掛かりました……。

その間中、家は散らかる、木くずだらけになる、漆喰だらけになる…などなどなど…。本気で死ぬ思い(笑)。

ひとり反省会

1)まず、最初から裏桟を付けて考えるべきだった

ムリかなーーーー、とは思っていましたが、やっぱりムリでしたねーーーー。

2)カウンタージョイント高かった…

鼻から裏桟にしておけばカウンタージョイント代は掛からなかった…。カウンタージョイントを使用したことの良し悪しは正直今となってはよく分かりません…。

カウンタージョイント無しの場合は裏桟を増やすと良いと思います。

3)そもそも、足場板に挑戦したのは自分の能力に合っていなかった…!!!

そこだよ!そこ!!!イメージだけで挑戦してはダメだね!!はぁ…。

しかし!まだ終わっていないぞ!!!何としても、粗大ゴミにしないようあとひと踏ん張り!行ってみよーーー!

商品の写真は以下のお店よりお借りしております。

金物のハードボックス楽天市場店   カウンタージョイント

ホームセンターブリコ         ビスケット等

島道具                                                  漆喰等

WOODPRO(ウッドプロ)      幅つなぎ足場板

CD&DVD NEOWING         本