ナゲシレールでコート掛けをDIY
今まで何度も私の部屋で活用してきたラブリコ/ナゲシレール 。ですが、基本の使い方で使ったことがありませんでした。
今回は、メーカー推奨基本の使い方で、玄関にコート掛けを作ってみようと思います。そしてナゲシレールの基本の使い方を詳しく説明しますね!
ナゲシレールでコート掛けをDIY
『なげし(長押)』とか言っても、若い方はピンと来ないかも知れませんね。『なげし』とは、柱と柱の間をつないで構造を補強する部材です。
この部分が壁よりちょっと出っ張っているので、そこにハンガーを掛けたりして利用することがあったわけですが、それをDIYで洋室にも作ると便利かもということで、出来たのがナゲシレールという商品です(と勝手に私が想像)。
前の家では玄関に銅管継手を使ってコート掛けを自作しましたが、
引っ越した先の玄関は変な形&狭い!とても置くスペースがありません。なので今回はナゲシレールで壁に引っ掛ける形にしようと思います。
目次
- 材料・道具
- さぁはじめよう
- 掛かった費用と時間
- ナゲシレール専用パーツ
- ナゲシレールで作ったもの
材料・道具
材料
今回は塗装をしないので、材料はたったのふたつ!
1)1×4材
ナゲシレール は(ナゲシレール1組に対して)1×4材(3フィート)1枚を使用することを前提としています。なのでそのくらいのサイズの板(厚み15〜19mm×幅89mm×長さ910mm)であればOKです。
このサイズで耐荷重は10kgです。
何を作るときもそうですが、木材は真っ直ぐなものをよく選んで買って下さいね。
2)ナゲシレール
これが主役のラブリコ /ナゲシレール !
板側の背面から見た写真です。壁側の上に板側が被さって、固定されるようになっています。
壁側は石こうピン5本で壁に、板側はネジ2本で板に固定します。
ナゲシレール自体の厚みが1cmほどあります。なので板と壁の間に隙間が空きますので、そこにハンガーなどを引っ掛けられるというわけです。
道具
1)ドライバードリル
電動でなくても出来ます。
2)石こうピン用器具
無くても出来ますが、石こうピンをよく使用する方にはオススメ!あるとかなり便利なんです!前は時々針が曲がったりと失敗したのですが、これを使うようになって失敗がなくなりました。
使い方は、ペンの真ん中に穴が空いていますので、それを石こうピンの台に指した針に被せて、ギュッと押すだけです!
3)色付きマスキングテープ
4)水平器
5)指金
さぁ はじめよう
1)板を付ける位置を決めてマスキングテープで印をつける
ナゲシレールをこの壁に付けようと思います。上着などが掛けられるようにしたいので、天井から50cmほど下がったところに板の上辺がくるようにしたいと思います。
上から50cmほどのところにマスキングテープを貼って目印にします。
2)ナゲシレール壁側を壁に付ける
ナゲシレール壁側を石こうピンで壁につけます。この時注意する点は、ナゲシレールを真っ直ぐに取り付けること。長さがあるので、少し斜めったりしてしまいます。
それでも使えなくはないですが、歪みがあるとやはり外れやすくなると思うので、写真のように真っ直ぐになるよう気をつけてください。
全ての穴を石こうピンで固定したら、間を開けてもうひとつも壁に取り付けます。
ちなみに、石こうピンは石膏ボード(またはベニア板)には刺さりますが、その向こうに木の柱がある場合は刺さりません。
通常、棚など重いモノを壁にかける場合は、壁の下にあるしっかりした柱(下地)などを探して設置するわけで、下地を探すのに、下のような下地センサーを使用します。
石こうピンの場合は下地を避けて設置したいので、逆の意味で下地センサーを使っても良いかも知れません。