ルーターとトリマー
DIY初心者向けの内容です。
電気工具の中でも結構人気が高いのが、ルーターとトリマー。DIYに慣れてきて、作りたいものが増えてくると欲しくなる工具。ですが、実はワタクシ、まだ一度も使ったことがありません。
こちらは高儀 EARTHMAN 電動ルーター です(ルーターはペンタイプもありますが、今回はこのタイプのお話です)。
そしてこちらはマキタ 充電式トリマーです。
それにしても、どちらも見た目よく似てますよね?ルーターとトリマーってどこが違うのでしょうか?
ルーターとトリマー
ルーターとトリマーの違いとは
えー、結論から言いますと、ルーターとトリマーの違いはパワーです。ほとんど同じことが出来ますが、ルーターの方がパワーがあるので、より深く彫ったり、より硬い木材にも対応出来る、ということが違います。
それでは、ルーターとトリマーで出来ることはどんなことでしょうか?
ルーターとトリマーで出来ること
ルーターとトリマーにはこんなことが出来ます。
溝彫り
私がルーターやトリマーを使用したい理由は、この溝彫りが出来ると言う機能です。
例えば、窓枠を作ろうと思うと、ガラスを差し込む溝を枠に彫る必要があります。そんなことがルーターやトリマーには出来ちゃうんですね!
また、上の写真のように、木に溝を彫って組めば、釘も接着剤も使わずに箱が組めてしまいます!これが憧れ!
面取り
木材の端を美しく面取りすることが出来ます。額縁などによく見られますね。面取り用のビットが回転しながら木を削って形を彫っていきます。
ビットは別売りで、いろんなタイプがあります。
こんなこと出来たら…。憧れですね!ただし、工具を買えばこんな風に上手く出来るかというとそうでもないところが難しいところ…。
ルーターやトリマーを上手に使うには
ルーターテーブルがあると完璧
さて、溝彫りや面取りに使用するルーターやトリマーですが、使うのはイマイチ難しい。
ルーター、トリマーに限ったことではないですが、DIYで大切なのは、なんと言っても正確さです。私はいつもそこでつまづくわけですが…。
溝が斜めになったり、面取りがヨレヨレしてたら意味ないですよね。そこで大事なのが治具。治具が無ければ、ルーターもトリマーもその本領を発揮出来ません。
そこで必要となってくるのが、下の写真のようなルーターテーブルなのです。
ルーターが全然見えませんが、これは中央の赤い丸の部分がルーターです。逆さまにして天板に固定してあるんですね。面取りのところの画像をよく見て頂くと、ビットが下から生えているのがわかるかと思います。
丸ノコなんかもそうですが、正確に木材を加工しようとするときは、工具の方をしっかりと固定しておくと、作業がしやすいのです。木工好きの人は、こうした作業用テーブルから自作しちゃうんですね。
下のような市販品もありますが(写真はボッシュ ベンチトップ ルーター テーブル)、それなりにお値段もしますし、場所も取ります。
また、他の電動工具と同じで、やはり、うるさい、木くずがすごいというところもネック。賃貸住みには導入し難く…、今に至っています。
また、ルーターもトリマーも丸ノコなどと同じ回転系の工具です。なのでキックバックも起こります。
私は使ったことがないので分からないのですが、ルーターは結構使う時怖いし、ケガしやすいらしいのです(DIY上級者さんの話)。
また、彫るというのはかなりパワーを使うので、ビットの消耗がかなり早いようです。
うーん!使いたいけどなぁ!他の電気工具も同じではありますが、賃貸ではなかなかハードルが高いです。使える場所がある皆さん、是非挑戦してみてください!
※このサイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。