DIY必須!ドライバードリルってどんな工具?
こちらはDIY初心者向けのお話です。
DIYに必須の電動工具と言えば!ドライバードリル!私も一番初めに買った電動工具はドライバードリルでした。これが無くてはDIYは出来ない!ってくらいのスグレモノです!
しかし、ドライバードリルも色々ありますし、インパクトドライバーとか似たようなものもあります。どのへんがどう違うのか、まとめました。
DIY必須!ドライバードリルてどんな工具?
ドライバードリルとは
ドライバーとは、ねじを締め付けたり外したりする作業(締緩作業)を行うための工具です。そして、ドリルとは、日本語に訳すと穿孔機(せんこうき)です。穴(孔)を穿つものなワケですね。
このふたつが両方とも出来るのがドリルドライバーです。言われなくても…、って感じでしょうか?
電動工具も、ドライバー機能だけ、ドリル機能だけのものもあります。もちろん、DIYで買うなら、ひとつで二役のドライバードリル一択です!
写真はリョービのドライバードリル。木工穴あけ21mm、ネジ締め5.1×40mmと、DIY初心者には十分なスペックです。
ドライバードリルの使い方
ビットとは
ドライバードリルは、先ほども書きましたが、穴をあけたり、ネジを締めたり緩めたりが出来ます。そのためにはビットが必要です。ビットというのは、プラスドライバーやマイナスドライバーの形をした工具の先っぽのことです。
写真はサンドリーの六角軸ビット10本組です。左側が穴あけ用ドリルビット、右側がネジ締め用ドライバービットですね。
これを、チャックと言われるこの部分につけます。これは私のドライバードリルですが、くるくる回すだけでビットの取り付け・取り外しが出来るタイプを、キーレスチャックと言います。一般向けのドライバードリルは大抵このタイプです。
くるくる回すと、下のように3本ビットを挟む金具が出てくるので、その間にビットを差し込んで固定します。
キーレスチャックの場合、使っているうちに締め付けが緩くなってビットが外れることがありますが、付け替えがラクなのがメリットですね。
また、ビットは、軸が六角だったり丸かったりと、色々ありますが、キーレスチャックならどれでも対応可能なところもラクなところです。
ビットは基本的に別売りなので、自分に必要なビットを買い揃えましょう。
トルクとは
ドライバードリルはトルクが調整出来るようになっています。トルクとは、ねじりの力の強さのことです。トルクが大きいほど、大きな力で締めることが出来るます。
先ほどのリョービのもので最大30N。家具を作ったりするようなDIYならこれで充分ですね。70N以上はプロ向けと考えて良いようです。
短くて小さなネジは小さな力で、長くて太いネジは大きな力で締め付けるよう調整しましょう。締めすぎてネジ穴を舐めることがないように、クラッチが付いています。
写真は私ので、5段階です。あんまり違いがわかりません(汗)。ちなみにドリルで穴あけの場合は関係ないので、右端のドリルマークに合わせます。
電源
電源はコンセント式と充電池式の2タイプあります。私はコンセント式ですが、家で使う分には電池を気にしなくて好きな時に使えるところが好きですね。
外でデッキを作りたいとか、ログハウスを作りたいとか、大物を作りたい場合は充電池式が良いと思います。
充電池は、同じメーカーのであれば1台で済みますよ。
インパクトドライバーとの違い
似たようなもので、インパクトドライバー(写真はリョービ CID 1100)というものがあります。
ぱっと見全然変わらないので間違って買ってしまいそうですね。
インパクトドライバーの一番の特徴(長所)は、回転方向に打撃が掛かることです。その為、ドライバードリルよりも強い力でネジの締め付けを行うことが出来ます。
その他インパクトドライバーの特徴
1)ビット取り付け口はスライドスリーブ
ドライバードリルと違い、インパクトドライバーはビットの取り付け口はスライドスリーブ(スリーブを引っ張り、そこへビットを差し込む)となっています。
スライドスリーブは六角軸(6.35mm)のビットしか適合しません。
2)基本的に穴あけ向けではない
穴あけも出来ますが、打撃が加わるので、ビットが折れやすい、材料が割れやすいなどの傾向があります。
インパクトのネジ締め力とドリルとしての機能も欲しい!という方はにはマルチインパクトドライバー(写真はパナソニック 充電マルチインパクト EZ75A9)がおススメです。
ざっくりとまとめましたが、いかがでしたでしょうか?
ちなみに私の持っているドライバードリルは2代目。かなりの安物です(汗)が、結構長持ちしてますし、家具を作る程度であればそんなに悪くないです(たまにパワー不足を感じますが…)。
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