DIYをすると欲しくなるのが電気工具。電気工具があれば早く、正確に、労力は少なく作業出来る!って思いますよね。

そして実際に買って使ってみると、確かに「早く、労力は少なく」なりますが、正確に…、はなかなか難しいと悟るのです…(笑)

しかしそれでも、「工具どれ買おっかな〜」と悩むのは楽しいもの。その時悩むことのひとつが、「コードはどうする?」問題。

コード有りか、コード無しか!悩んでみました(笑)

電気工具 コードレスとコード式 どっちにする?

取り回しの良さは?

電気工具のコードレスとコード式との違いは、一番は取り回しの良さですよね。言うまでもなく、コードレスはコードが無いので外での作業や大物の製作の際に使用しやすい。コード式だとコードが煩わしい。

ウチのコード式の丸ノコで作業しているときにコードが引っかかってヒヤッとしたことがあります。コード式を使うときは十分気をつけて下さい。そう思うとやっぱりコードレスが安心?

しかし、コードレス工具で使用されているリチウムイオン電池はやたらとデカイ!下は我が家のリョービ製コードレス掃除機の18V・5Ahの写真です。

コードレス工具 メリット

隣の私の手と比べてデカイ!これで重さが約600gほどあります。なので取り回しは良いが重い、という欠点があります。また、下の写真の充電器も見ての通りデカイです。正直邪魔です。

コードレス工具 メリット

ボルト数が大きくなるほど、充電池も大きく、重くなります。コードレスの36V以上は、充電池をふたつ付けて36V以上とするものが有ります。ということは18Vの倍の大きさ・重さ!になってしまいます。

特にハイパワーの場合、コードレスは女性には向いていないかも知れませんね。また、バッテリーは消耗品なので、いずれ買い換えなければならなくなります。が、コード式なら壊れるまでは大丈夫です。

パワーは?

電気に詳しくないので、これを書くにあたりちょっと勉強しました。

コードレスの電気工具では、電池のボルト数が12〜36Vくらい幅がありますね。現在18Vが主流で、18V以上はプロ向けの設計のようです。

さて、皆さんご存知かとは思いますが、ボルトというのは電圧の単位です。ボルトが大きければ大きいほど、電気工具のパワーが強くなります。また、ボルトが大きい方が、モーターの発熱を抑えることが出来ます。

大抵どなたも、「パワーが強い方が良いな」と思われると思いますが、コード式ならコンセントから直に電気が流れるので、一般家庭で使用した場合は通常100V!コード有りの方が断然パワーが強いんです。

しかし我が家のコード式の皆さんはみんな安物(エントリーモデル)なためか、パワーの凄さってあんまり感じないんです…。当たり前ですが、パワーってボルト数だけでは決まらないんですね。

例えばドライバードリルなど、パワーが強すぎるとビットが折れてしまいます。36Vのインパクトなどは、ビットが折れやすく、ネジ穴も舐めやすいそうです。

100Vの威力を最大限生かしたドライバードリルとかあったら、消耗品であるはずのビットも高くなってしまうかもですね。

そういうこともあって、ボルト数が大きくパワーの強いはずのドリルでも、トルク(締め付け)の強さが加減されていて、下位モデルとあまり差がないものもあります。ドライバードリル以外の工具にもやはり同じことが言えるらしく、パワーを加減してあるものがあるそうです。

そんな訳で、パワーだけで選ぶのは難しそうですね。

コードレス工具 メリット

使用時間は?

コードレスは元は現場の大工さん向けに作られたものです。電源もない建築現場で、コードもあって…ではとても使いにくかったでしょうねえ。しかし、当初はハイパワーのコードレスは無かったので、結局コード式だったかも知れませんね。

しかし、長時間使用するのであれば、断然コード式です。電池切れになることも有りません。思い立って急に土日にやり始めたら充電が無かった!なんてこともあり得ますから、そういう意味でも、日曜大工にはコード有りが良いかも知れません。

が、充電池も最近では長持ちするものが出てきています。長持ちするかどうかを確かめるには、アンペア数を確認して下さい。ボルト数が小さいものほど、アンペア数も小さい傾向があります。

アンペア数が大きいほど使用時間が長持ちしますが、充電時間も長くなります。ちなみにプロ用は4.0Ah以上に設定されているみたいです。また、充電池を2個用意しておけば、無くなってもすぐ取り替えられますね。

えー、という訳で、コードレスとコード式を比べてみました。どちらにもメリット・デメリット両面有り、結論は出ません!(笑)ちなみにウチの工具は「すぐに使えるから」「安かったから」程度の安直な理由でみんなコード式です(笑)。

皆さんはどっちにしますか?

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