鉄フライパンの焦げとりに挑戦!
ワタクシ、5年以上前に鉄フライパンを購入しました。リバーライトの24cmです。
本当はもっと大きくて、分厚いのが欲しかったんですが、これ以上は重くて断念。このサイズなら女性でも使えますが、ちょっと小さいんですよね〜。しかも私の扱い方が悪く、今ではすっかり焦げがついてしまいました。
写真ちょっと暗くて見えづらいですが、現在の状態がこちら。内側もこの状態ですから、外側なんて!カビガビ!お恥ずかしい…。
なぜ、ここでフライパンの話かと言いますと…。この家に引っ越してきて3年弱ですが、この度訳あって引っ越すことになりました!DIY完成しないうちに退去となり大変残念ではございますが…。
退去前には大掃除しなければなりません。なので、その前に、このフライパンの焦げを掃除してしまい、綺麗にして新居に持って行こうと思ったのです。
こんな風にかなり汚くなっていますので、きっとこれを掃除したら、シンクもすごく汚くなると思うのですね。新居でそれはやりたくない、と。
ということで、今回は鉄フライパンのお掃除についてです。
鉄フライパンの焦げとりに挑戦!
こんなになるまでフライパンを放置していた私が悪いのですが、なぜ放置していたかというと、ちょっと面倒だからなんです。
鉄フライパンが黒いのは、実は錆びているから。「酸化被膜」という黒錆が、鉄をコーディングして、保護してくれているんです。鉄フライパンは、この状態を上手く保つ必要があります。
この状態に油が良く馴染むと、焦げ付かない良い鉄フライパンになるのです。
鉄フライパンをガッツリ掃除するには、一旦付いている焦げなどと一緒に、元あった酸化被膜も取り除いてしまうことになります。しかし今回は一念発起してやります!
鉄フライパンの焦げとりの準備
最初に調べたところ、下のようなガスのトーチバーナーが必要、という話だったのです。これも焦げとりに躊躇したポイント。
クレームブリュレも作れるし良いかな?とも思ったのですが、一番良さそうなイワタニのクッキングバーナーがちょっと高い。そしてなんか使うの慣れてないし怖いなぁ、と。
結論から言うと、バーナーあった方がラクかなとは思いますが、無くてもガス火があれば可能です。IHではちょっと分かりません…。
他に必要なものは、金属のヘラなど、硬いもの。そして、紙ヤスリ。80〜200番くらい。他にスポンジ、ゴム手袋などです。とにかく、焦げが取れれば良いです。
さあ やってみよう
1)とにかく焦がす
は?って感じですが、まずはコレ。焦げ焦げなんですけど、これを更に更に焦がします。すると炭化が進んで、焦げがポロッと落ちるんですね。食べ物でも、焦げすぎると焦げた部分がポロッと落ちますよね。アレが狙い。
しかし、これがイマドキのガスコンロでは難しい。2008年10月以降、家庭用のガスコンロは3つの安全機能(調理油過熱防止装置、立ち消え安全装置、コンロ・グリル消し忘れ消火機能)を付けることが義務化されています。なので、焦げ焦げに焦がす前に火が消えちゃうんですね。
なので、バーナーがあると焦がしやすくて、やり易い。たまに空焼きしてて忘れて煙モウモウになることがあるのに、ワザと空焼きしようと言う時には、しっかり安全装置が働いてしまうと言う。
しかし、結局のところ、何らかの方法で焦げが取れれば良いので、焦げ焦げにならなくても良いです。焦げ焦げの方がやり易いだけですね。
2)焦げ焦げを硬いヘラなどでこそげ落とす
焦げか炭化してきたら、硬いヘラなどで落とします。焦げが良く燃えているほど、取れ易いです。フライパンが熱くなっていますので注意。軍手とかしてやった方が良いのかな?
赤錆?的なモノも出てきますが、ひたすら落とします。次は内側の写真。
3)紙ヤスリで更に焦げを削る
紙ヤスリで更に更に焦げを削り落とします。とにかく状態が悪ければ悪いほど時間と労力を要します(涙)
こんな風に傷だらけになりますが気にしない。80番くらいから250番くらいまでを順番に使って落としましょう。
ちなみに、この工程は一日くらいでやってしまわないといけないのだと思い込んでいたのですが、水洗いして空焼きし、水気を飛ばした状態にしておけば、数日掛かっても問題ありません。