私はペンキ塗装されたものが好きなんですが、木目を生かした仕上げが好きだなという方、多くいらっしゃると思います。

 

木目を生かした仕上げにしたいときには、何を使えば良いのでしょう?ワックス、オイル、ニスなどありますが、どう違うのか???

 

私も勉強がてらまとめてみました!

 

木目を生かす!ニス・ワックスどれ使う?

 

これからご紹介する内容は主に屋内の家具向けのものについてです。

 

ニスとは

学校の工作ではお馴染みのニス。誰でも一度は使ったことがあるような?ニスとかワニスって日本では呼びますが、元々は英語で、ヴァーニッシュ(vernish)ですね。

 

そもそもは琥珀などの樹脂を有機溶剤などと合わせて、木材の表面に塗膜を作り木材を保護する為に使用されていました。

 

今現在、一番ポピュラーで素人にも使い易いのは水性のウレタンニスではないでしょうか?液状なので刷毛で塗れますからムラになりにくい。水性なので環境にも優しく取り扱いも簡単です。

 

色んなメーカーが出していますが、これは私の好きな和信ペイントの水性ウレタンニスです。

 

和信ペイント 水性ウレタンニス

 

ウレタンニスは耐水性に優れているので、テーブルの仕上げなどにピッタリです。市販の家具は大抵ウレタンニスを使っています。ウレタンニスを塗れば、テーブル板にコップの底の形のシミがつくことはありません。

 

また、しっかり塗ると木材が水分を含むのを抑えますので、木材が反るのも防ぎます。一度塗るとかなり長もちますので、メンテナンス要らず。木が劣化しにくいです。

 

デメリットとしては、保護力が高い分、木の質感は全然無くなります。

 

ちなみに速乾性のあるニスのことをラッカーと呼びます。

 

 

 

 

オイルとは

オイルはその名の通り、サラサラした油です。木に染み込んで木の色が深くなりますので、木目を際立たせたい時に使います。エゴマ油や亜麻仁油が一般的です。

 

木製品の保護用 亜麻仁油

 

天然成分100%なので木の食器やおもちゃにも使えます。子供が舐めても安心ですね。

 

 

DIY用では、ワトコオイルが有名ですね。ワトコオイルは亜麻仁油をベースに調合された、北欧でよく使われているオイルです。

 

ワトコオイルも人間にとって有害な成分が排除されている安心なものではありますが、防カビ成分など多少添加されているようです。

 

ワトコオイル

 

オイルですから、液状なので刷毛で塗ることが出来、ムラになりにくいです。木の手触りや質感が生きますし、経年によって木の味わいが増すところが魅力。

 

その代わりに、水などは吸い込んでしまうので跡がつきますし、少なくとも1年に1度は塗り直す必要があります。表面を保護する効果はあまりありません。

 

また、オイルに使われる亜麻仁油は揮発性の高い油なので、亜麻仁油を含んだ紙や布をまとめて置いておいたりすると、自然発火することがあります。使用後は水で濡らして捨てましょう。

 

 

ワックスとは

ワックスとは、固体の油のことです。天然素材の木材用としては、みつろうクリームがよく知られています。

 

木製品の保護に 木工用みつろうクリーム

 

口に入っても安心なので、木製の食器などにも使えます。最近流行の無垢床に施工する方も多いです。

 

DIY用としては、ブライワックスが有名ですね。イギリス王室お墨付き、ヨーロッパではロングセラーとなっている由緒正しいワックス。

 

ブライワックスもミツロウとカルナバロウ(植物性の蝋)を主成分に作られていますが、塗りやすくするため有機溶剤なども混じっている為、気温20度以上で液化します。

ブライワックス

色のバリエーションも豊富。

ブライワックス カラーバリエーション

オイルほど木材の奥まで浸透せず、表面に残って表面を保護します。が、完全に硬化はしないので、水分に弱く、また服などに色が移る場合があります。

 

ワックスは布やスチールウールを使って塗ります。ムラになりやすいところがあります。ワックスも揮発性の高い油分が含まれていることがありますので、使用した布などは水で濡らしたりしてから捨てましょう。