DIY初心者向けのお話しです。

 

私は子供の頃からDIYに興味があり、DIYを始めるに当たって一番最初に買ったのが、「私のカントリー」だったかのDIY特集の本だったと思います。

本を熟読して、やっぱり電動工具ないと話にならんよなぁ〜と思い…。しかし当時はまだ10代でなかなか工具に手が出せず…。

それからだいぶしてから電動工具を使うようになり…。遅まきながらそこで気が付いたのです。電動工具だけでは足らん!電動工具だけでは木は真っ直ぐ切れないし、穴も真っ直ぐ開かないのです…!

 

そう、電動工具を上手く使うには治具が必要なのです。治具って、それまで聞いたことのない言葉でした。さて、今回はその治具のお話しです。

 

 

DIYの助っ人 治具って何?

 

治具の意味とは

「治具」ってなんだかシブい言葉(文字)だなぁと思っていたのですが…、なんと、英語の「jig」に音を当てただけの当て字でした!

 

「jig」には、工具の位置合せをする器具、という意味だそうです。そもそもは金属加工の器具を指していたようですが、最近では木工などでも使われています。

 

また、日本語の「治具」は、「jig」の意味にプラスして材料の側の位置を決めたり、固定したりするための道具も含んでいるのだそうです。

 

なので意味合いは日本語の「治具」の方が範囲が広いですね。

 

木工では、道具または材料をしっかり固定していないと、うまくカットしたり穴あけしたりが出来ません。

 

しかしこんな風に説明されても、あんまりピンと来ませんよね。では具体的にどんなものか見てみましょう。

 


 
 

治具いろいろ

 
治具には、工具の位置を合わせる(固定する)ものと、材料の位置を合わせる(固定する)ものとがあります。まずは工具の位置を合わせるものから。

 

丸ノコ平行定規

 
丸ノコに取り付ける定規(写真はシンワ測定 丸ノコガイド定規)です。

 

丸ノコを買うと、これをもっと単純に、小さくしたものが大抵付属されています。板を同じ幅で何枚も切りたいとき、または細く切りたい時などに適しています。上手な人だと、厚み0.5mmくらいにまで薄く、丸ノコでカット出来るそうです!

 

ドリルガイド

 
丸棒などにドリルで垂直な穴をあけたい!といった場合に必要なのがこのドリルガイド(写真は神沢鉄工 ドリルガイドDX−802)。ドライバードリルを固定する治具です。

 

ボール盤を買うほどでもないし、置くとこもない…、という方にも良いかも。

 

万力(バイス)

 
材料の方を固定するジグと言えば、万力(バイス)です(写真はSK11 木工バイス 168mm V−6)。


作業台にネジなどで固定するものが一番良いですが、DIYではそんな訳にも行かないので、このように取り外しの出来るものが使い勝手が良いですね。

 

クランプなども、材料を固定するという意味では同じ仲間ですね。治具は他にも沢山あります!

治具は自作が一番!?

さて、治具について簡単に説明しましたが…、実は治具は作れるんです!というか、場合によっては作らないと自分の欲しいものが作れない、ということでしょうか。

 

実は私も治具をひとつ自作しております。こちら、丸ノコ定規。MDFの板にL字型のアルミアングルを両面テープで貼っただけ!

 

治具 丸ノコ定規

 

L字型のアルミアングルの右側が、丸ノコのベースの左端から、丸ノコの刃までの距離になります。アルミアングルが長すぎるのでカットし、左手に取っ手をつければ完璧!買うよりずっと安上がりです。

 

他にも、額縁など作るときに、45度にカットした板をしっかり固定する治具。これは私も欲しい!作ろうかな?

こちらは…、何がどうなっているのか私にはイマイチわかりませんが、テーブルソーで蟻溝を彫ってあられ組する為の治具!

 

こんな治具を作れるという時点で、私の技術とは雲泥の差があり、とてもじゃないけどマネ出来ないわけですけれども…。でも、出来るものなら私もやってみたい〜〜〜〜!

 

DIYする為の道具をDIYする…。DIYって奥が深いですね…。こんなこともやり始めたら、もうあなたはDIY沼から抜け出せません……。