道具

1)ガス管用パイプレンチ

よくわからなかったのでテキトーに買いました。とっても重い!ガス管挟むのが結構難しい!使いにくいですが、こんなものなのかなぁ?

ガス管用パイプレンチ

2)直径30mmのドリル刃

先ほど紹介したクロス継手のパイプと繋がる部分の直径(外径)が26mmくらいあるので、30mmを使います。ボアビッドとか座ぐりドリルとかとも言います。私のはSK11のもの。

3)薄いモンキーレンチ

イケアの家具を買ったら付いてくるようなタイプのもの。キャスターを付けるのに使います。

4)ゴムの滑り止めつき手袋

ガス管にはグリースがしっかり塗られているので手袋必須です。

5)紙ヤスリ、たわし、ウェス(古い布)

棚板をサンディングし、ワックスを塗るのに使います。

6)水平器

7)ノミ またはルーター

さぁはじめよう

1)まずは設計

設計前にホームセンターにてガス管の現物確認。イメージよりゴツかったです。なので15Aを使用することに。下がキャスター部分を除いた大まかな設計図です。3次元を2次元にしてますのでなので変なところがありますし、小さいので分かりにくいと思いますがご了承ください。

ガス管本棚 設計図 

デザインでかなり悩みました…。と言っても、悩んだ跡が見られるような複雑なデザインでもないんですが…。

本当は、先ほどのおフランスの棚みたいに、ハシゴ状のものの間に棚板を渡す形が一番単純で丈夫で安定するやり方だろうとは思います。

2)天板の準備

天板は今回お店でジャストサイズでカットしてもらいました。実は穴あけもお店にお願いしたかったのですが…、高くて…。自分でやりましたのでイマイチな仕上がりとなっております…。

棚板の左右がガス管の柱より10cmほどはみ出すように、30mmの穴を開けます。ウチのへなちょこドリルで直径30mmの穴を、25mmの板を貫通するように開けるには結構時間が掛かりました。

穴と穴の間の距離は、パイプの締め方によっても若干変わってくると思うので、土台を組んでから実測して考えると良いと思います。

しかし、このままですと、穴に板を通すと、クロス継手の厚みで板が浮いてしまうので(パイプのキャップは板に当らないよう板幅はカットしてあります)、クロス継手が棚板に少し埋まるように棚板の裏のクロス継手の当たる部分を彫ります。こんな感じ。

ウチにはトリマーやルーターがないため、ノミで手彫りです(汗)。ホンモノの職人さんは、人の目に着かない部分まで丁寧に綺麗に仕上げますが、私は人から見えない部分はま、いっか…、とします(汗)。

こう彫っておくと、隙間なく棚受部分に板が落ち着きます。また、棚受部分が斜めになったりするのも若干防げます。

棚板は設置前にサンディングし、塗装しておきます。ワックス塗装の仕方はこちらに書いています。この部分が一番手間でした!

3)12.5cmロングニップル()にキャップを取り付ける

12.5cmのロングニップルは全て棚受けになります。片端にキャップをつけておきます。

4)キャスター部分を作る

キャスターはユーエイ:Lシリーズ LTF型 自在車ゴムパイプ差し込み式 型式:LTF–75BN,φ16です。先ほど書いたように、差し込み部分にゴムが付いています。これがポイント!

バレルニップルと組み合わせます。

15Aのガス管の内径は16.1mmです。なので差し込み部分が直径16mmのキャスターを使えば良い!のです。

そして上の写真のナット部分を締めると、ゴムが管の中で膨らんで固定出来るのです!ただし下の台も回るので締めにくいですが…。