鏡を剥がしてアンティーク風にしてみよう!
ワタクシ、やることが沢山あるのです。もっと優先させるべきことが。なのに!今必要無いのに買ってしまった!古びた鏡!安かったもので…、つい…。
そう、古い鏡なのです。なのでキズとかシケ(サビのようなもの)があるのです。こんな鏡が欲しかったのですよ。そしてもっと古くて汚い鏡に加工しようと思います!
鏡を剥がしてアンティーク風にしてみよう!
必要ないのに買った古い鏡、買ったはいいがそのまま中身を検めることもなく、2ヶ月間段ボールに入ったまま放置されていましたとさ(汗)
やっと開けてみると…。おお、希望通りの湿気た鏡ではないですか!俄然やる気が湧いてきましたぞ!
ちなみに鏡の構造は以下の図のようになっております。まずガラスがあり、そこに銀の膜があり、その上に銅の膜があり、その上に塗装がされております。
銀や銅の部分は金属なので、サビてしまいます。それを防ぐために防水の塗装がされているのですが、年月を経るにつれ、端っこから湿気が入り、銀や銅がサビます。これをシケと呼びます。
このシケをわざと発生させようというのが今回のDIY…、こんなのを目指して…
いたはずだったのですが…。色々あってなんか違う方向に進んでしまいました!色々ありすぎたため、ここでは最初の半分、鏡を剥がす方法について書きたいと思います。
材料・道具
材料
1)鏡
最近はアクリルで出来た軽くて割れにくい鏡が沢山あります。ですが、アンティーク加工が出来るのは従来のガラスで出来た鏡のみです。
2)サンポール(塩酸)
ご存知サンポール!は塩酸が9%ほど入っています。このため鉄などをわざとサビさせてシャビーにしたいときなどによく利用されます。鏡の裏の銀と銅のコーティングをはがすのに使用します。
ご存知の通り、サンポールを塩素系漂白剤など強アルカリのものと混ぜると硫化水素が発生します。くれぐれもご注意下さい。
3)塗料はがし剤
鏡の裏の一番表面に塗られている、錆防止の塗料をはがすのに使います。私はアサヒペン 強力塗料はがし液を使用。こんなに大量には必要ありませんが…。
4)塗料
水性アクリル塗料で良いと思いますが、ガラスなので定着が難しい。
5)鏡の裏に貼る補強用の板
12mm厚のシナランバーベニアにしました。鏡の形に合わせてカット。
6)鏡用アクリル系ボンド
セキスイボンド 鏡用 #75−Mを使用。
道具
1)ヘラ ハケ
塗装を剥がすのに使用します。
2)スプレーボトル
サンポールを噴霧するのに使用します。
3)コーキングガン
鏡用ボンドを絞り出すのに使用します。
4)ゴム手袋、新聞紙、マスク、エプロン、養生用シート等