窓辺に折り畳みテーブルを作ろう
我が家の母の部屋ですが、ここの窓が一番日当たりが良いのです。ここからだと近所を見渡すことができますし、日向ぼっこもできるので、我が家の猫のお気に入りの場所でもあります。
冬場など、猫がここでゴロッと出来たらとても良い昼寝場所になるのですが、奥行きが足りないのです。そこで猫ベッドにもなる折り畳みできるテーブルを窓辺に取り付けようと思い立ちました。
うちは賃貸なので、賃貸でもほとんど傷なくつけられるナゲシレールをまたまた使用することに!
が、困ったのが窓のふちが壁より出っ張っているのと、下に巾木があること。ナゲシレールは壁にとりつけたメス側に、板に取り付けたオス側を差し込んで使うので、1×4材を縦に、窓枠から床までピッタリ壁につけることが難しいのです。
うまい手を思いつかず、一度中断してしまっていたのですが、考えて再度!挑戦してみることにしました!
ちなみにナゲシレールの基本的な使い方についてはこちらを見てね!
窓辺に折り畳みテーブルを作ろう
ここの窓は床から窓の縁までの高さが60cm弱と中途半端な作りです。窓の枠部分は奥行9cm弱です。この部分も利用することにします。
目次
- さぁ やってみよう
- 掛かった費用と時間
- ひとり反省会
さぁ やってみよう
1)脚になる板とナゲシレールをつける板を用意する
窓の下にナゲシレールで固定する板が1枚と、脚になる板が2枚必要です。全て1×4で作成しました。
ナゲシレールがつく板は切っただけですが、脚になる板は、板から壁までの隙間を埋めるように、部分的に「足」をつけました。
この「足」があると脚のがたつきが抑えられるかと…。
2)ナゲシレールで土台を作る
まずどの辺に土台の板をつけるか、印をつけます。
ナゲシレールを引っ掛けなければならないので、窓から10cmは下の位置にします。
3)脚になる板を2に付ける
1で用意した脚になる板を2にネジで取り付けます。ナゲシレールに干渉しないよう気を付けます。
4)3に折り畳み金具を取り付ける
折りたたみできる棚受もいろいろありますが、今回は天板の奥行の関係でこの田邊金属TANNERワンタッチ折り畳み棚受け金具を使用します。
折りたたみできる棚受は大抵ワンプッシュで畳める機能がついていますが、こちらは手動です。写真の通り、上辺が天板側になります。耐荷重は40キロだそうです。
せっかく付けたのですが、今回のナゲシレールを使用した場合だと、ちょっと折りたたみしにくいと後で判明しました。詳細は後で書きますね。
写真のように棚受を足になる板に取り付けます。
5)天板に折り畳み金具を取り付ける
あらかじめ用意しておいた天板を取り付けます。天板は奥行30cm、幅60cm、厚さcmのものを使用しました。
天板裏側、長辺の1方には厚さ1mmのコルクが貼ってあります。この部分は窓枠に乗っかります。
壁と天板は5mmほど離して設置してください、とのことですので、窓枠との間に5mmほどの厚みの板を挟んで場所を決め、棚受をビス止めします。
6)完成!
写真が逆光でものすごく見えにくいんですが、こんな感じになります。
横から見た図。
斜め上から見た図。ウチの子は小さめなこともあり広々して見えます。猫一匹が飛んだり跳ねたりする分にはビクともしません。
畳むとこう。天板が窓枠に乗るように設置したので、畳むと窓が少し隠れます。
掛かった費用と時間
今回掛かった費用を振り返ってみます(購入時期:2023年)
1)折り畳み金具
1組@1,100円
2)ナゲシレール
1組@586円
3)木材
1×4の6F(約180cm)@437円
お店で3分割してもらいました。
合計 2,123円 でした。
天板は前に使用していたものを再利用したので含めませんでしたが、天板が一番高く、買うと3,000円程度するのではないかと思います。
天板含めてもそれほど高くないですね。
ひとり反省会
1)畳みにくかった
今回使用した折り畳み棚受金具の場合、畳むときは天板を少し持ち上げるようにして棚受のロックを外す必要があります。
が、今回壁に固定するのにナゲシレールを使用しているため、天板を持ち上げると足も一緒に持ち上がってしまうので、ロックが外れにくく、畳みにくくなってしまいました!
本当はワンタッチで折り畳みできるタイプの方が向いていたかもしれません。
2)分解せずに着脱可能!
当初はナゲシレールをつけた板を縦に2本、壁に直接固定するつもりでしたが、巾木や窓枠の関係で出来ず、板を横に使ってナゲシレールで壁に固定しました。
しかしこの方法のおかげで、テーブルを分解しなくても壁から取りはずすことが簡単にできました!
と言っても特にしょっちゅう取り外す必要もないんですが…。
3)早く作れば良かった!
最初は、新しいものを目の前に怖がっていたウチのお猫様ですが、すぐにすっかり気に入ってくれて、日々愛用してくれています。
もっと早く作ってやれば良かったなぁ~。
ただし、猫的には寄りかかる背もたれも欲しかったようでした。仕方がないので窓ガラスに寄りかかっています。
お猫様命の下僕の皆様、参考になれば幸いです。
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