ノコギリ色々 どんな時、どれを使う?
電動ノコギリ
ここからは電動工具です。電動ノコギリとひと口に言っても沢山ありますね。私が初めて使った電動ノコギリは、学校の電動糸鋸。皆さんも同じではないでしょうか?細かい細工にとっても便利ですが、台つきで大きいので家で使うには邪魔ですよね。
一般的にDIYでよく使われる電動ノコギリは下のふたつです。
丸ノコ
なんでも切れる!重宝するのが丸ノコ!手鋸で切ってると首やら肩やら腕やらあちこちやられますが、丸ノコならそんな心配なし!あっという間にカットできます。
見ての通り、円盤状の刃ですので、まっすぐ切るのが得意。曲線は切れません。また、危険なのであまりに小さい木を切るのには適しません。
これは私の持っているリョービの丸ノコ(MWー46A 610509A)です。初心者向けで手ごろなお値段。刃はやや小さめですが、DIYで良く使う2×4程度の厚みならカット可能(最大46mm)。
ただ付属の刃は荒いので、DIYに使う場合はもう少し細かいものに替えた方が良いと思います。
労力の軽減と作業時間の短縮にものすごく役に立つ丸ノコ!でもデメリットも多いです。何と言っても
▼うるさい
近所が近いお宅や集合住宅で作業する場合は注意が必要です。そして作業している本人も疲れる。
▼木くずがすごい
細かい木屑が出るわけですが、それが回転する刃に飛ばされてそこら中に飛び散ります。まぁ、集塵機をつければ7割くらいはマシになるみたいですが…。
使うときはマスクとゴーグルの着用をオススメします!
▼あぶない
ココが一番重要。回転系の工具は、使い方をあやまると大怪我します。毎年数人ではありますが、死亡事故も起きているのです。
メーカーさんなどが正しい使い方をユーチューブなどでレクチャーしてくれていますので、初めて使うときは良く勉強してからにしましょう。
そして、丸ノコを上手に使うのに必ず必要なのがコレ。丸ノコ定規(写真はシンワ測定 エルアングルプラス 1m)。
この右の端に丸ノコのガイドの左側を当ててカットして行きます。丸ノコは、長い距離を切るのに向いていますが、まっすぐ切るには丸ノコ定規は必須です!電動工具も、こうした治具を組み合わせなければ、なかなかそのポテンシャルが発揮できないのです。
しかし丸ノコ定規は結構高いので、自作してもOK!私のはこんな感じ。MDFにL字のアルミの板を両面テープで貼っただけ!でテキトーです(汗)
L字の金具を切って左側に取っ手をつけたら完璧ですね!
また、丸ノコに取り付ける定規もあります。
ジグソー
ジグソーは糸鋸に似たタイプ。刃が上下に動いて木をカットします。丸ノコと違って回転しないので、危険度も木くずの飛び散り度も下がりますが、厚い木や長い距離を切るのには適していません。写真はリョービ ジグソー( MJー50A 615918A)です。
この商品は厚み50mmの木材までカット出来ます。なので上の丸ノコより厚いものがカット出来るのですが、上下に動くタイプなので、作業速度は丸ノコに比べて遅くなります。そして、音は丸ノコよりマシですが、振動がすごい(汗)。
なのでやはりジグソーは木をまっすぐ切る時よりも、曲線に切るときの方が、能力を発揮すると言えると思います。私もジグソーでこんな風にカットしました。これはタンスの脚です。
私は上手じゃありませんので、断面が斜めになったりしてはおりますが、なんとか出来ました!こういう小細工に結構便利なのが、ジグソーです。
ノコギリについて簡単にまとめてみました!電動工具なら万能かというとそうでもありません。あなたに合った工具を選んでくださいね。
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