木材の仕様で選ぶ

ツーバイ材

なんと言っても安い!が長所のツーバイ材。ツーバイ材は元々、アメリカで2×4工法(木造枠組壁構法)で家を建てる時に使用する規格化された木材です。先ほどご説明したSPFを使用しています。単位はインチで、2×4とは2インチ×4インチの意味です。

規格品なので安く手に入ります。また、規格が統一されていることを利用して、ディアウォールやラブリコなどツーバイ材向けのDIY金具が沢山あり、素人でもDIYしやすくなっています。私が一番よく使う木材です。

洗濯機周りの棚など、ワンバイ材、ツーバイ材を使用しています。

ツーバイ材を使った棚

大抵柔らかいので素人や一般向けの工具でも簡単に加工出来ます。しかし丸太から切り出した一枚板と同じなので、湿度などによって反ったり割れたりすることが結構あります。

ホームセンターで壁に立てかけて売られているようなものにはゆがみの大きいものが良くありますので、購入する際には気を付けて!

集成材

一枚板が歪みやすいのに比べて、歪みにくくなっているのが集成材。小さな木を貼り合わせて固めてあるので、反ったり割れたりが少ないのです。私はカゴのサイドテーブルの天板に使用しました。

また、値段も一枚板に比べると安価。なのでDIY向きと言えます。

ベニア板

木材を薄くスライスして貼り合わせたのがベニヤ板です。こちらも安価で使いやすい板です。ベニヤ板にはラワンとシナとがあります。下はラワンベニヤ

ラワンベニア

ラワンは塗装するとアクが出て色むらになることがあるので注意が必要です。こちらはシナベニヤ

シナベニア

シナは見た目もよくアクも出ません。

MDF(中密度繊維板)

MDFはラワンや松を粉々にした繊維を固めて作った板です。値段が安く、軽く、加工しやすいのですが、その分釘やネジが効きにくいという欠点があります。

合板

一番一般的なのが化粧合板でしょうか?芯をファルカタなどの軽い素材で作り、表面に見た目の良いシナの突板や木目模様をプリントしたプラスチック板を貼ってあります。

見た目が良いので天板や棚板に向きます。またプラスチックが貼ってあるものは耐水性もあります。

最近人気なのは針葉樹合板。その名の通り針葉樹の板を重ねて作ったもの。木目が面白いのが特徴です。

針葉樹合板

OSB合板などと同じように、元は壁などの下地材として使われていましたが、最近はこの模様の面白さを生かしてDIYなどにもそのまま使用されています。

厚みはあまりないですが、面積の広いものが安価に手に入ります。ただし表面はザラザラしているので、サンディングしたりニスを塗ったりしないといけないですね。

素人のDIY向けの木材を集めてみましたが、いかがでしょうか?

他にもいろんな木材がありますし、手に入れることも、材木屋さんにある程度加工してもらうことも可能ですので、少し慣れてきたら、ちょっと高級なのに手を出してみるのも良いかもしれませんね。

参考にして頂ければ幸いです。



写真は以下のお店よりお借りしています(全て楽天)

ホームプラザナフコ楽天市場店

オカモク楽天市場店

fiscu フィスク

WOODPRO(ウッドプロ)

紀州ひのきや

フジイの集成材 ネットショップ

IPC DIYLab.

木材 DIY 北零WOOD

DIY木材センター

※このサイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。