我が家のベッドルームにはこんな出窓があります。

窓の外には美しい海岸が…!というのはウソです。合成です(笑)。両脇の部分だけが開きます。

出窓って結局使いにくいんですよね。せっかく出っ張ってるから何か置いて飾りたいが、この写真にある手前のカーテンレールに普通にカーテン付けたら、出窓に飾りを置いても見えなくなる。

その上この窓東向きなので、朝日が燦燦と入りすぎるという贅沢な悩みも…。冷暖房の効率も良くしたい。

そこで遮光性のある断熱シートを探したのですが、断熱シートは「網入りガラス」不可のものがほとんど。というのも、網入りガラスの場合「熱割れ」が起こりやすいのです。

「熱割れ」とは、寒い日の朝など、窓ガラスの端はまだ日が当たらず冷たいが、上の方は日が当たって暖かくなり、温度差が発生した時に割れてしまう現象。

防音のためガラスが振動しにくいように網の入っているガラスは、温度差によって起きるわずかな歪みでも対応出来ず割れてしまうんですね。

そこで私が採用したのが、コレ!

ニトムズ 窓ガラス 超透明 断熱フィルム


これは、薄いフィルムを窓枠に貼ることで、窓ガラスとフィルムの間に空気の層を作り、二重窓的な効果を実現しよう、というもの。ガラスにぴったりくっつくわけではないので、網入りガラスでもOK、というわけなんですね。

遮光性はありませんが、断熱性はあるのでヨシとします!これをこの窓に貼りたいと思います。

網入りガラスOK!断熱シートを窓に貼ってみた

目次

材料・道具

材料

1)ニトムズ 窓ガラス透明断熱フィルム クリア

これは1枚入り、大きさは90×180センチと、一般的なテラス窓1枚分(半間分)のサイズです。これをカットして無理やりこの出窓に貼ろうという考えです。

フィルムが巻きつけてある筒の中に、こんなものが入っています。右はマスキングテープ。左については後ほど…。他に両面テープ、シリカゲルも入っています。

2)100均の発泡スチロール板

必ずしも要りません。何に使うかは後半ご覧下さい。

道具

1)カッター、ハサミ

2)ドライヤー

さぁ はじめよう

こちらがフィルムです。筒に巻いてありますが、外側が室内側だそう。でも見た感じ、触った感じどっちでも良さげに思えますが…。

そして想像よりかなり薄かった!お菓子の入っているOPP袋よりも更に薄い感じ…。こんなのでも役に立つのかなぁとちょっと思ってしまう…。ただ、厚みがあると、重くて両面テープでは貼れないだろうと思うので、この方式ではこの厚みが限界なのかも知れません…。

1)中央の窓枠に両面テープを貼る

まず、中央の窓枠に両面テープを貼って行きます。下の写真のように、窓枠の内側に両面テープを貼り、その外側にマスキングテープを貼ります。

外側にマスキングテープを貼るのは、あとでフィルムをカットする時に、カッターで窓枠に傷を付けないためなのだそうです。が、無くても気をつければ何とかなると思います。実際、私は中央の窓の上下以外はマスキングテープを貼るところが無かったので貼りませんでした。

両サイドは両面テープを貼るところが無いので、窓枠の厚みの部分に貼りました(下の写真参照)。


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