私がDIYで初めて作ったものは…、忘れました…。が、多分箱を作ることが多いんじゃないでしょうか?ただの四角い箱。

DIYは、四角い箱を作りたい!という思いから始めることも多いのでは?(本当か?)しかし、四角い箱が基本になると言っても良いでしょう。

今回は、簡単な四角い箱の作り方です。

クランプを使った四角い箱の作りかた

箱の作り方と言っても色々あります。ほぞを組んで作る(木材に溝を彫って組む)のが理想ですが、私にはそんな技術は無く…。

今回はすごく簡単な方法で作ります。簡単な分、あまり強度はありませんが、小物作りには役立つのではと思います。また、大きな箱を作る場合にも役立つやり方です。

目次

  • 材料・道具
  • さぁ やってみよう

材料・道具

材料

1)木材

作りたい箱のサイズに合わせた木材を用意します。縁になる部分の木材は厚めで、底になる部分はべニアなど薄めで大丈夫です。

今回私は100均で調達しました。枠は厚さ7mmの桐、底板は3mmの合板です。厚さ7mmでは釘は打てませんね。

2)木工ボンド

どこにでもある、コニシやセメダインの木工ボンドで大丈夫です。

道具

1)はたがねなど固定具

後で説明します。

さぁ やってみよう

1)木材を用意する

作りたい箱のサイズの木材を用意します。先ほどの木材をカットしました。

当然ですが、切り口は真っ直ぐで直角でないといけません。意外と難しいです…(汗)。私は大抵ホームセンターでカットしてもらいますが、今回の様なちょっとしたモノの場合は、手鋸で切ることが多いです。

そんなとき役に立つのがこのゼットソーと鋸ガイドのセット。と言っても私は使ったことないのですが…(汗)、確実に真っ直ぐ、直角に切れると評判が良いです。私も買おうかな…。

2)クランプやはたがねで固定する

さて、ゼットソーはさて置き、以前おすすめ道具 絶対マストなクランプのページでも紹介していますが、今回のDIYの主役はコレです!。

こちら、コーナークランプ

そしてこちらははたがねです。

はい、今回のDIYのキモはこれ!これだけです!これを買えばOK!それだけ(笑)今回は、接着剤で固定するだけなんです。接着剤はキチンと使えば、かなりしっかりと固定してくれるんですよ。

木材の断面に木工ボンドを塗ったら、固定具で固定します。コーナークランプはこの様に使います。

こうなります。

今回は箱が小さいので一気に4箇所固定出来ませんが、こんな感じで固定します。木工ボンドは完全に乾燥するのに24時間以上掛かるので、1日以上放置して下さい。

一気に箱を作るにはコーナークランプが4つ必要です。4つセットで安い値段のものもありますが(上の写真はそれ)、やはりどうしてもチャチなので、1個1500円〜2000円くらいするものがオススメではあります。

また、作る箱が深い場合は、両サイド留めた方が良いとは思います。

次は、はたがねの使い方です。はたがねは、棒に凹みがありますので、そこに片方の留め金を固定します。そして固定するものを挟んだら、もう一方の留め金を固定します。

はたがねを使う場合は、下の写真の様に、金具と木材の間に不要な木材などを挟んで使って下さい。そうしないと金具の跡が木材についてしまいます。

ちなみに私はコーナークランプより汎用性の高いはたがねの方が好きです。プラスチック製よりも金属製の方が壊れないので良いかなと思います。

これで枠が出来ました。

3)底板を付ける

ここに、枠と同じ大きさにカットした底板を付けます。この板も100均で購入。厚み3mmの合板です。

これもまた接着剤で固定します。クランプは使いにくかったので、接着剤で貼ったあと、上から重しをしておきました。

これで完成!簡単ですね!貼っているだけなので、強度は低いですが、ちょっとした小物入れ程度ならこんなのでも大丈夫です。

もっと大きくてしっかりした箱を作りたい場合も、まずこの様にして木を組み、その上でネジや釘で留めれば簡単ですし、強度が増します。

いかがでしたでしょうか?箱の作り方の一番単純な方法でした。ちょっと道具が必要なのが難点ではありますが、クランプ類はDIYをやるなら持っていて損はないので、是非検討してみて下さい。

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