私は賃貸住宅に住んでいます。本当は、理想を目一杯詰め込んだ家を建てたいところですが、そうも行かず…。しかし、賃貸にも良いところがあります。

 

まず、住んでみたら良くなかった!ということがあっても引っ越せること。35年ローンを組んだあとだと、なかなか難しいですよね。

 

あと、急な環境の変化にも対応できること。今の時代、何が起きるか分かりません。急に失業して、遠くに転職することになるかも知れません。賃貸であればそんな時も身軽です。

 

そして、いつでも新築に近い物件に暮らすことも可能…。

 

しかし、最初に書いたように、賃貸では、理想のおうちを叶えることが難しい。そんな訳でDIYしてたりするんですが、出る時には原状回復義務があります。

 

賃貸の原状回復義務とは、借りたものを元の状態でお返しするという、まぁ当たり前のことです。賃貸の壁に、自分の好きな壁紙を貼ったら、キレイに剥がして元どおりにしてお返ししないといけない訳です。

 

なので、賃貸をDIYする場合は、細心の注意を払う必要があるのですが、注意してても部屋に傷をつけてしまうことがあります。例えば、模様替えをしようとして、壁に家具をぶつけて穴を開けてしまった場合などです。

 

そんな時には、保険を使うことが出来るんです。

 

※ここに書いたことは一般論なので、どの会社のどの火災保険にも当てはまるとは言えません。詳細については必ずご自分の掛けている火災保険の代理店やコールセンターに問い合わせて下さいね。

 

賃貸に傷をつけた!保険で直せるかチェックしよう!

賃貸の火災保険をチェックしよう

 

借家人賠償特約とは

賃貸住宅を契約する時、大抵の場合、強制的に火災保険に加入させられます。この火災保険は「家財保険」と言って、住む人(貸借人)の家財が燃えたりした場合の補償がメインですが、この保険に大抵、「借家人賠償特約」という特約がついています。

 

この「借家人賠償特約」を利用して、壁の穴を直すことが出来る場合があります。借家人賠償特約とは、借家人(家を借りている人)が誤って家を壊してしまった場合に、賠償する(修理して元どおりにする)ことの出来る特約です。