木目を生かした塗装をしたい時

先ほどのダボですが、見ての通り、木とダボと色が違います。木材が違うので、当然ですね。先ほどはペンキで塗ったので、色が違っても構わなかったのですが、ニスやワックスで仕上げたい場合は、ダボが入っているのが分かってしまいます。

そんな時は、ダボから自分で作ってしまいましょう!同じ木材を使えばかなり色を合わせることが出来ます。どうやって作るのか?というと、これ、埋木錐(写真はスターエム 58X−090)を使います。

これを木に差し込んでホリホリ…すると先ほどのダボが作れます!しかし、結構難しいみたいです…。私は挑戦したことはありませんので悪しからず…。


上の写真は非常に綺麗に出来ていますね。私がやって同じようになるかは不明ですが…。

また、私たちが通常DIYで使用する木は、板目の木です。下の写真のようなのが板目です。

 

 

対して、下の画像のように、真っ直ぐな木目なのを柾目(まさめ)と言います。板目とカットの方向が違うんですね。

市販されているダボは大抵柾目なので、下の写真のように入れると周囲と若干違います。

埋木錐を使って、使用する木材と同じ繊維の方向のダボを作れば、かなり違いが目立たなくなります。また、色付きのニスなどを使った時にも、色の染み込み方が同じになるので目立ちにくくなります。

もっと簡単にやりたい時

いやいや、もっと手間なく出来る方法ないの?という方をふたつ。ひとつは皿ネジの皿部分を木の中に埋めてしまうだけのもの。これだけでも、見た目がグンと良くなりますし、変な出っ張りがないのも良いですよね。

この皿取錐を使って下穴を開けると、上の方がじょうご状の形になっているので、下穴を開けたついでに皿ネジの皿部分も埋まる穴が開けられます。便利ですね。


もうひとつはこちら。ビスキャップです。

ワッシャーのようなものがネジ頭の下に来るようにセットしてネジを留め、上からカバーを被せます。

類似のものとして、穴に差し込むネジキャップカバーもあります。あるいは、ただ上から貼るだけのシールタイプも。

この辺はちょっと見た目は劣るかもですが、チャチャっと出来てラクですね。

いかがでしたでしょうか?ほんのひと手間で、見た目が随分変わりますね!

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