3)クラッキングメディウムを塗る

上の塗装が乾いたら、クラッキングメディウムを塗ります。クラッキングメディウムは初挑戦です。上手くいくかしらん???ちなみにゼンマイを巻く穴の部分は焦げ茶色で塗りつぶしています。

そもそも、塗装は下の塗料が乾かないうちに上から塗ると、上が先に乾いて縮むのでヒビ割れます。クラッキングメディウムもその原理を使っています。

しかし下が木材なので、目止めをしっかりしておくべきでした。スプレーで軽く塗っただけですので、メディウムがかなり木地に吸い込まれてしまった感じです。

4)上の色を塗装する

クラッキングメディウムが乾き切らないうちに、上に塗る色を塗ります。今回はベージュ色に青を少し入れてみました。

この「乾き切らないうちに」、というのがどの程度を指すのかちょっと分かりにくい…。

どうでしょうか?ブルーで塗った部分は下色がグレーなせいかクラックが目立たないですね。また側面はこんな感じです。メディウムが吸い込まれてしまったので、イマイチですね。

4)文字盤をボンドで接着する

以前がま口を作った時に使用した、金属と布や木材を接着出来るというボンドを使用して、丸板に文字盤を貼り付けました。

接着剤を使用した時は、少なくとも24時間はそのままにして様子をみると良いです。

5)ムーブメントを設置する

さぁいよいよムーブメントを取り付けて完成です!簡単じゃーんと思ったら!なんとまさかの落とし穴…!ムーブメントが固定出来ない…。

そう!先ほど書きましたが、このムーブメント、文字盤の厚さが1〜3mmのものに適合する仕様だったのです…。ということは、文字盤を補強したりせずにそのまま使用するべきだったと…。えーん。とほほ…。

ちなみにご説明しますと、こちらのムーブメントはこのようになっておりまして、ムーブメントに引っ掛け金具をつけ、その上にワッシャーをつけ(写真の状態)このうえに文字盤を載せ、真ん中の部分でネジで留めるというもの。

市販のムーブメントは大抵これと同じ作りです。ちゃんとサイズが合っていれば、超簡単に設置出来ますよ!

しかし、今から返品して買い直すのも面倒だなぁ…、ということで、裏を彫って薄くしようと試みましたが…(大汗)、あまりにも無理そうで断念!

ムーブメントに針を付ければ針は動きそうだったので、裏側からムーブメント自体を接着してくっ付けてしまいました!なんとざっくりな!皆さんは間違えないでちゃんと適合するものを買いましょう…(お前に言われなくてもな…)。

これでは引っ掛ける金具がないので、家にあった有り合わせのものを設置しました。