さぁ はじめよう

1)まずは買い物から

私が一番嫌いなのが、買い物に行くこと。ネットで発注して持ってきてもらえると有難いのですが…。そうするとかなり高くなってしまいますので行くしかない。

2×6は6Fを3本。そのウチ1本から75cmを2本取ります。1×4は6Fを174cmにカットしてもらいました。

2)やすり掛けをしてウレタンニスを塗る

組立前でなくても良いですが、角の辺りは入念にしておきましょう。足があたってイタっとならないように!

3)すのこ板、桟木をカットする

買ったすのこ板は長さ90cmですが、ベッド枠の内側の幅が75cmなので、少し短めの74cmにカットします。

また、その端材から、幅2.4cm×長さ6cmの板を10枚と長さ3cmを4枚作ります。

そして、すのこ板を載せる桟木もカットしておきます。私は長さ60cmの角材を使用していますが、トータルで片側150cm必要です。

ヒノキのすのこ板を使用しているので、とっても良い匂いが!

3)コーナー金具を取り付ける

コーナー金具を取り付けます。私のソファの場合、短辺の切り口が長辺に隠れるように組みます。材料紹介の所の写真みたいになればよいのです。

まずはこっちを取り付け。取り付ける板の端から、もう一方の板の厚み分を引いた場所に、普通に木ネジで留めればOK。

上の写真の左側の部分が、ネジに引っかかる形になります。次にこれらを取り付け。

この右側を鬼目ナットと言います。これを木に埋めておいて、そこにネジを差し込んで固定します。そうすることで、あとで分解することも可能になるのですね。

さてこの鬼目ナットを埋める穴をあけます。鬼目ナットが10mmでしたので、穴はほんの少し大きめに、深さも少し長めにします。

また、これはツバ付きと言って上部にツバが付いています。なのでツバが埋まるようにこんな風に穴の周囲を少し彫っておくとよいです。

鬼目ナットは六角レンチを使ってグイグイと埋め込みます。この時木工ボンドをナットの周囲に塗っておくと強度アップ!



4)すのこ板を載せる支えを取り付ける

さて、このソファはすのこベッドみたいな作りなのですが、通常のすのこベッドは枠にすのこを載せる感じだと思います。

が、私はすのこを作るのが面倒なのと、分解した時にすのこの方が邪魔な気がするので、すのこ板を枠につけた桟に載せるだけにします。

すのこ板は厚み1cmです。なので枠の上部から1cmほど下がったところに、すのこの桟をネジで取り付けます。

そしてそのすのこの桟の上に、等間隔にさっき作った小さな板を木工ボンドで貼り付けて行きます。結構適当にやったので感覚はマチマチ…(汗)この間にすのこ板を載せていくことになります。

5)中央の支えの板の金具を取り付ける

すのこ板が端だけでのみ支えられているのは不安ということで、次は中央の支えを設置するための金具を取り付けます。

写真左側がベッドの枠側、右が中央の支えの板側になります。左側のハの字の部分(写真で言うと下側)に、右側のハの字の部分が引っかかる感じになります。

左側の金具は、ベッドの枠の短辺の中央に、この向きで取り付けます。

もう一方は、3個の穴に木ネジで1×4材の端を取り付けます。しかし、こうすると支えの木の位置が桟の高さと合わないので、端に桟の切れ端を接着して、1cm高くしました。

なのでどうしても、中央部分は重さが掛かると少したわんでしまっております…(汗)設置するとこんな具合になります。

6)枠に脚を取り付ける

本当は脚の代わりにアイアンキャスターを取り付けたかったのですが、アイアンキャスターは高くて手が出ず…。やっと見つけたのがこの脚。

アマゾンの日本語が不自由なショップから買ったのでちょっと不安ではありましたが…、ちゃんと届いたし、モノも普通でホッ!


この足を長辺の板の角にこんなふうに取り付けます。

L字型の為、短辺の板も脚の上に乗る格好になりますが、今後分解できるようにすると考えると、短辺の方はねじ止め出来ないのでしません。

6)枠を組む

本来であれば、枠に取り付けた金属板のフックの部分を、もう一方のネジの上にガチャっと引っ掛ければ組めるのです。

しかしL字型の脚を付けたため、脚が2方向にまたがっているためそれが出来ません。ということで、いちいちネジ止めとなり、ちょっと面倒くさかった…。

すのこ板の支えの桟木のせいで下のネジが締めにくかったです…。

7)中央の支えを取り付ける

これは本当に引っかけるだけ。

8)すのこ板を並べる

これもさっき作った溝に並べるだけ!

9)完成!

はい!おーわり!ベッド用金具のおかげで簡単に出来ました。見た目も市販のすのこベッドみたいでしょ?(よく見るとアラがありますが…)。

あんまりにも簡単に出来たので、本当に座っても大丈夫かいな…とちょっと不安がありましたが、びくともせず!ミシミシ言ったりもありません!