道具

1)マクラメ編みを掛ける棒

手芸屋さんで売っている棒でも良いし、流木なんかを利用してもいいですね。マクラメ編みを編むのに最初から必要です。

一般的にはこの棒から紐を外すことはありません。

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タペストリーならそれで良いのですが、のれんにするとなるとこれでは引っ掛ける場所を選んでしまい、使いにくい。なので私は後から取り外したりがしやすいように作ります。

なので棒が素敵である必要はないので、使っていない突っ張り棒を使用しました。

2)棒を掛けるフック

上の棒を引っかける場所が必要です。ウチにはあまり場所が無いため、部屋と部屋の間の鴨居部分に、ダイソーの鴨居フックを使って引っ掛けました。ちなみにこの鴨居フック結構使えますよ!1個売りですが、オススメ。

さぁ はじめよう

私は手芸もするのですが、根気が無いのでなかなか完成しません…。実家には、昔編んだ手袋の片方が何個か未だ放置されています(片方出来上がると、もう一方を作る意欲がなくなるという…)。

また、手芸は木工と違って、完璧に出来てこそ美しいのです!完璧でないけど味がある、なんてことはほぼなく、完璧でなければ無価値なのが手芸の厳しい世界…。例外は途上国の民芸品のみ。私にそれが出来るのか?!?!大いに疑問…。

しかもワタクシ、今まで一度たりともマクラメ編みやったことありません!なのに最初から大物に挑戦すると言う…。

だいたいにしていつも無謀なんですね…。

1)まずはデザインを練る

いつものことではありますが、自分の力量を考慮せず、好きなものを作ろうとするのが私であります。しかし、マクラメ編みは全然知らないので、本やネットでまず勉強。

初めは本に載っているデザインをそのままやるつもりだったのですが…、ネットなどでも情報収集している間に「こんな模様可愛い!」「アレも入れたい!」とどんどん欲張りになり~~~。結局(ざっくりな)オリジナルデザインとなりました!

ちなみに今回使用する結び目(ノット)はたったの4つ!簡単です。

2)紐をカットする

紐は、1本につき少なくとも出来上がりの長さの4倍~5倍くらい必要です。つまり長さ1mの作品なら、紐は1本につき3~5m。紐が20本必要だと、全部で60~100m必要です。しかし、6〜7倍という人もいます…。

この計算が難しい。模様によって使用する紐の長さはかなり異なってくるからです。

初挑戦の私にはちょっとそこらへん想像が難しく…、出来上がり長さが160cmとして4倍の640cm×30本、またそれより長めの720cmを12本としました。足らないという事はなくて済んだのですが、余ってちょん切ると、なんかもったいない気がしますよね。

カットすると端から解けてしまうので、マスキングテープで巻いて留めておきましょう。

3)棒にひもを掛ける

まず、こんな風に長い方の紐12本を2本ずつ掛けます。写真では10本しか見えませんが、結局10本で幅が足らず、後で2本足した為です(汗)。

紐の掛け方は簡単。2つに折った紐の輪の方を、棒の向こう側に垂らし、その輪に紐の残り部分を通します。これが一番ポピュラーな紐の掛け方のようです。これが今回使う第1の結び目。ラークス ヘッド ノット(Lark’s Head Knot)、略してLHKです。

マクラメ編み 紐 掛け方

4)2本をまとめるようにひと目編む

この2本(4本)をまとめます。この時はこの結び目。

レフト フェイシング ヴァーティカル ラークス ヘッド ノット、略してLFVLHKだそうです。意味は知りません…(汗)。

左手の紐から編んでいるのでレフト〜です。右から編めばライトになります。