ミラースプレーを使ってみよう!
さぁ はじめよう
1)容器の外側を養生テープで養生する
外側にミラースプレーを吹き付ける人もいますが、基本的にはミラースプレーは内側(裏側)に吹き付けます。ガラス面が表、塗装面が裏です。なので、柄などがあるものは、柄の部分は加工できないことになります。
表側が汚れて欲しくないので、表側を養生テープ(マスカー)で養生しました。
2)酢をスプレーに入れて吹き付ける
ガラスの片側に(コップなどの場合は内側)酢をスプレーで全体に吹き付けます。
酢を吹き付けるのは、塗装がはげた感じを演出するためです。水滴のせいでミラースプレーがムラになるのです。もちろん、普通のピカピカのミラーにしたい場合は不要です。
3)ミラースプレーを吹き付ける
2が乾かないうちに、ミラースプレーを吹き付けます。
4)乾いた布で押さえるように拭き取る
しばらくしたら、布で押さえるようにして酢や余分な塗料を拭き取ります。
すると、酢を掛けた部分の塗料が水滴のような模様を作って剥げます。物足りないようでしたらこの工程を何度か繰り返してください。私はこのくらいで終了!
はい、これでティーライトキャンドル用のキャンドルホルダーは出来上がりです!キャンドルホルダーなので、光が透けるよう塗装は控えめです。
もうひとつ、こちらは濃いめにスプレーしてみました。
マーキュリーグラス応用編
マーキュリーグラスの作り方、簡単ですね!他にこんなワザをプラスするとまた違った雰囲気に。写真は鏡を一部剥がし、剥がした部分にステンシルをしたものです(鏡の剥がし方はこちらで書いています)。
1)ステンシルをする
ガラスの裏面に、アクリル絵の具とステンシルシートを使ってステンシルをします。
充分乾いたら、先ほどと同じマーキュリーグラスの加工をします。ひっくり返してガラスの表側から見るとこうなります!
ミラースプレーで先にステンシルをして、後から裏に色を塗るパターンも良いです。
しっかりと鏡のように映るようにするには、裏側を黒など光を通さない色で塗りつぶす必要があります。
これは鏡の一部を剥がして、剥がした部分にステンシルや絵を施しています。元来の鏡の部分(中央部)と、ミラースプレーの部分(端の方)はちょっと色が違いますね。鏡を剥がす場合は上手いこと剥がさないと、色の違いが目立ってしまいます。
注意点
そもそも、ミラースプレーは、ガラスなどの裏側にスプレーし、スプレーした上から黒など色の濃いもので塗装することで、表から見たときに鏡っぽくなる、というものです。なのでマーキュリーグラスの作り方は、本来の用途とちょっと違います。なので剥がれやすいので気を付けてください。
剥がれやすい
水分を使ったりしていますので、定着力は強くありません。なので、花瓶などに加工した場合は、水を入れて使ったりすることは出来ません。私の作った花瓶、間違って水が入ってしまったのですが、すぐにメラメラ剥がれてしまいました!
スプレーが残っていれば、すぐ直せますけれども…。直接水を入れずに、何か内側に容器を入れてそこへ水を入れると良いかと思います。
熱には弱いかも
はっきりとは分かりませんが、熱に弱い可能性があります。なのでティーライトキャンドルにする場合は、本物のロウソクは使わず、LEDの熱くなりにくいタイプを使用してください。
尚、私が使った容れ物などは、そもそもキャンドルホルダー用ではないので、本物のロウソクは使用出来ません。
いかがでしたでしょうか?簡単にアンティークっぽい雑貨が作れますね。ステンシルなどするともっとオリジナリティーが高まります。皆さんもぜひ挑戦してみて下さい。
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