前回、我が家の柱が気に入らず、壁紙を貼ってなんちゃってビンテージ風柱にしました。今度は、これに梁をプラスしようと思います。

最初、どうやって梁をつくるかだいぶ悩みましたが、なんちゃって梁は沢山の方が作成してらっしゃいます。色々見ていくうちに、こんなアイディアを発見!

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上手に作られていますよね。この方、突っ張り棒を使ってらっしゃいます。なるほどなるほど!

しかしウチの家の場合、部屋の幅分の長さが必要なので、そんな長い突っ張り棒なんてないよねー、と思っていたところ、100均で200cmの突っ張り棒を発見(さすがに400円)。

お?100均にあるなら、よそならもっと長いのあるのかしら?と調べてみたところ、ありました!平安伸銅工業 つっぱり棒 ホワイト 取付寸法170〜280cm

我が家の幅は270cmくらいなのでなんとか間に合います!しかもひとりでも設置できるらしい(笑)。本当かしら???

さて、なぜ梁が欲しいかと言いますとワタクシ、こんな風にダイニングテーブルの上にライトをぶら下げたいわけです。

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と言ってもこれは梁自体を天井からぶら下げるわけですが、もちろんウチの天井ではこんなものをぶら下げられません。なので、フェイクの梁を設置して、そこに引っ掛けようという考えです。

目次

環境条件

先ほども書きましたが、我が家のダイニング/リビングの幅は270cmちょいです。柱の間に設置するので、間の部分は260cm程度になります。

また、照明を引っかけたいので、天井から少し下がった位置につけようと思います。

材料・道具

材料

1)アマゾンの段ボール

なぜアマゾン段ボールかと言いますと、アマゾン段ボールでこんなものを作っている方を発見し、これまたマネしてみようと思ったからです!しかも材料費はタダ!

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これをどんどん組み合わせて大きなパーティションまで作成してらっしゃるんですよ。すごいですよね。しかもこの方は接着剤などは使わずに作成しています。そういう設計が出来るってなんて頭良いのでしょう~!

しかし私は素材だけを真似して、梁を作ろうと思います。

2)長い突っ張り棒

さきほどの方の真似をして、突っ張り棒を使用することにしました。長ーい突っ張り棒をアマゾンで購入したところ、なんと!

こーんな長ーい段ボール箱に入ってやって来ました。この段ボール箱早速利用します!

3)壁紙

柱と一体化させるので、柱に使用したのと同じ壁紙を使用します。

4)両面テープ・接着剤・障子のり

両面テープと接着剤(私の場合はグルーガン)は段ボールを貼り合わせるのに使います。壁紙がのりなしタイプの為、壁紙を貼るのには障子のりを使用。

5)はとめ

6)カーテンリング 8個

突っ張り棒の直径が3cmなので、それよりちょっと大き目なものを。

7)S字フック

道具

1)カッター はさみ

カッターはよく切れるようにしておきましょう。

2)ものさし ヘラ

段ボールを測ったり、折り目をつけるのに使用します。私は指金とお裁縫用のヘラを使用。

3)ハトメパンチ

さぁ はじめよう

1)まずはアマゾン段ボールを集めましょう…

先ほどの突っ張り棒の入っていた箱以外に6個くらい使用しました。別にアマゾンのでなくても良いのですが、アマゾンの段ボールは家に沢山ありますし、厚みが同じなので使いやすいのです。

2)突っ張り棒を設置する

まずは突っ張り棒を設置してしまいましょう。突っ張り棒を設置する前に、カーテンリングをあらかじめ棒に通しておきます。

そして天井から30cmほど下がった場所に、突っ張り棒の端の台の上辺が来るように設置しました。

やはりひとりで設置するのはちょっと厄介で、「腕が3本あったらな」という感じではありましたが、なんとかクリア!!ちゃんと水平を確認しましょう。

ただし、この突っ張り棒は設置幅280cm限度なのに対して、ウチの部屋の幅が270cmを超えているので、結構ギリギリまで繰り出す感じです。

最大幅で使った時の耐荷重は8キロとのことですが、そんなに耐えられるだろうかとちょっと不安な…(周囲が余りにもとっ散らかっていた為、分かりにくい写真ですみませぬ…)。

まあ、私の場合は8キロもぶら下げたりしないので、大丈夫ではありますが…。でもある日突然落下してきたら、ちょっとイヤよねぇ…。

ちなみにこの突っ張り棒には、落下を防ぐ平安伸銅工業 突っ張り棒 補強 強力サポート板 大も販売されています。木ネジかホッチキスで突っ張り棒を突っ張る壁に取り付けます。

これがあったら、落下防止になると思うのですが、いかんせん賃貸なので木ネジは使えないし、柱部分は石膏ボードではないらしく、ホッチキスの針が刺さりません。なので我が家では断念。

2)こんな設計にしました

さて、次になんちゃって梁を作成します。かなり適当ですが設計図です。設計そのものもかなり適当です。

フェイク梁 設計図

太い柱の幅が15cmなので、揃えて幅、高さは15cmにしました。長さは部屋の幅いっぱいですが、柱分だけマイナス。でもサイドは柱を覆うようにしています。

また、細い方の柱は幅が10cmしかないので、太い側の方と同じように作ると、一部隙間が出来てしまいます。なので、その隙間が出来ないよう、こんな風な形となっております。

3)段ボール箱を折る

今回は、この長い段ボール箱をベースにしています。折り目がしっかりついているので、伸ばしてもやはり歪みます。なので折り目は出来るだけ生かします。

また、この段ボールは幅が15cm無いので、折り目から15cmのところに折り目を作って、底を作りました。

折り目は、位置を決めたらヘラで抑えてしっかり折り目を付けます。ヘラはお裁縫用のヘラを使用しました。

4)段ボール箱をつなぐ

この段ボール、長さが180cmくらいある大物ですが、ウチの部屋の幅は約270とまだ足りない!ということで、長さを継ぎ足します。

継ぎ足す際は、段ボールに切れ目を入れて重なるようにし、内側に折り込みます。

4)側面を作る

底は15cm取れましたが、側面は足りません。なので、側面に段ボールを貼って行きます。側面の上部は3cmほど残し、内側に折り込みます。

5)内側に支えをつける

このままだと開いてしまいますので、内側に支えをつけます。さすがに両面テープでは支えてきれなかったので、グルーガンを使って接着。

6)端を作る

壁には柱があります。柱を側面の段ボールで挟む形にしたいので、底面を一方は5cm減らします。

もう一方は、柱の幅が10cmと短いので、柱がある部分のみ4cm底面を減らします。なのでこんな具合になります。

7)継ぎ目を水貼りテープでふさぐ

継ぎ目はどうしても凹凸がありますので、すこしなめらかにします。補強にもなります。でもやってもやらなくても見た目は変わらないかも知れません。