5)端を曲げる

完全に固まってくっついたでしょうか?ここからが最大にして最長の難関、曲げ加工です!綺麗に曲げなくてはなりません!

こんな風に平らな板を天板の角に当て、体重を掛けて折り曲げます。しかしですね〜、0.35mm、予想以上に厚かった!硬い、硬い!曲がりません!

角は力が掛かりやすいので比較的楽に曲げられますが、真ん中の方は本当に曲がりません!

そこでゴム鎚の登場。板を当てて、上から叩きます…。が、板を当ててると、なかなか曲がらないのでそのうちそのままガンガン!跡が残りました…。跡がキライな方は慎重に少しずつ叩いて下さい。

6)角を整える

角はハサミで切って折り込むようにします。

やっとここまで!

7)端の始末をする

さてここまで結構大変だったんですけど、これから更に難関が待ち受けております…。

最初書いたように、テーブルの端に、トタンの端を折り込むスペースを1cmほど作っています。端っこがこのままでは危険なので、端を内側に折り込み、それからもう1回折り込もうという考えです。

つまり、これから更に2回もこのトタンを折らねばならん!!!のです。誰がこんなこと考えた?どうやるって言うのか…。実を言いますと…、そこまで考えて無かったと言うのが真実です…。いつもこんな調子のワタクシ…。

しかし、端っこは力が掛かりやすいらしく、折るのが簡単でした!さっきと同じように板を当てて、ゴム鎚で叩いて折ります。

が…、じゃあもう1回折るときはどうするの?ということでペンチの出番。こんな風に挟んで折り曲げます!写真には写っていませんが、ペンチとトタンの間に布や硬いビニールなどを挟んで、傷を付けないようにやります

この方法が一番やり易い気がしますが、この方法だと、ペンチで挟んだ部分がかまぼこ型に膨らんでしまいます。すごく気になるものでもないですが、後から叩いて平たくしても良いかも。

しかし、貼り付けた時にちょっとトタンがズレてしまっていて、一部折り込み部分が短すぎる感じになってしまいました。



8)角の始末をする

6で簡単に折り曲げておいた角の部分をもう少しカットして形を整えます。何がベストかは分かりませんが、私はこんな感じで始末しました。まず一辺は角を三角にカットし、縁に折り込み易くします。

もう一辺の方は、畳んだ方に少し被せるようにします。

上からガンガン叩くとこんな感じ。箱みたいですね。

しかしこのままだと端っこが危ない感じですよね。なのでこの部分ははんだ付けで固定します。はんだ付けについては、長くなるので「はんだ付けをやってみよう」というページで説明しておりますのでご参照ください。

9)飾り釘を打つ

下手くそですが、はんだ付け出来ました!(笑)

あまりにもガッタガタなので金工ヤスリで形を整えましたが…、あんまり上手くいかなかったね(汗)まぁ、仕方ないですね。

ここで最後に、必須では無いですが、ちょっとおめかしに真鍮の釘を打ちました。もっと大きなのを打つかどうか、悩みましたが、小さめで。

トタンが重なっている端の部分は硬くてカナヅチでは厳しかったので、ドリルで下穴を開けました。

10)脚をつけ直して完成!

カーテンの丈が足りないのがバレてますが、ご愛嬌ということで(汗)。