水切りラックをDIYしよう
2)角材に穴を等間隔に開ける
60cmの角材に、棒を差し込む穴を等間隔に開けます。真ん中の30cmの点を中心にして3.5cm間隔(棒の中心から測ると4.5cm)、深さ1cmで開けます。端は少し半端になって広く空きます。
さて、ここでドリルガイドの登場です。この時、ドリルガイドを使うと穴を真っ直ぐに開けることが、ちゃんとやれば出来るはずです!!
セットされている先の尖った棒で、穴の中心点に印を付けます。それを中心にして透明のガイドを置き、中に開ける穴の大きさに合わせた金属製のガイドを置きます。
もちろんすぐズレますし、中心点もいい加減なものです。クランプでしっかり固定してからやって下さい。やはり値段なりというか、そんなにしっかりしたものではないですね。
それでも取り敢えず真っ直ぐ穴が開けられるのですが、このドリルガイドを使うとどのくらい深さが彫れたか分かりません!
私は普通のビットでテキトーにやりましたが(汗)、きちっとやりたい場合はダボ用の刃の部分の短いビットを使うと良いでしょう。
やっぱりこんなドリルガイドじゃなくて、ドリルを固定するスタンドがあるタイプがやっぱりやっぱり良さそうです(汗)。
60cmの角棒3本のうち2本は一面のみ、1本は隣り合う2面に穴を開けます。向き合う角棒と角棒は、きっちり同じ位置に穴を開けないと棒が真っ直ぐ取り付けられません。
しかしそれはなかなか難しいので、ここでダボ用マーキングポンチを使います。道具の項にあった右側の写真のものです。
左の写真のように、マーキングポンチを穴にハメるのですねー。そしてピタッともう一本の木を当てがってギュッと押す!すると右側のように、穴を開ける位置の中心点に跡がつきます。写真ではちょっと見にくいでしょうか?
この中心点にドリルの先端が来るようにして穴を開ければ、(理論上は)同じ位置に穴を開けることが出来ます!!!
というわけで色々と便利グッズを使ってみましたが、ここは丁寧にやることに尽きます…。便利グッズでラクラク!にはなりませんでした(笑)
3)外枠を作る
さて下準備が出来ましたので、これから組んで行きます。
最初に外枠を半分ほどくっ付けてしまいます。ダボで組む予定でしたが上手く行かず(汗)、木工ボンドで止めるだけと相成りました…。本当はちゃんとダボで組んだ方が良いと思います。
接着にはコーナークランプを使用しました。
4)丸棒を差し込む
枠がコの字型になったら、木工ボンドを穴に流して、棒を差し込んで行きます。そこへ残りの角棒を持ってきてまた丸棒をはめる、ということになるのですが…。
これが想像以上にハマらなかった!!!しかし!ここで登場するのがハタガネ君。こいつでギューっと挟めばあっさり収まります。これで24時間以上固定しましょう。こんな風にして残りもやって行きます。
5)ウレタンニスを塗る
組み立て終わったら防水の為にウレタンニスを塗りましょう。薄く塗って乾かし、ヤスリを掛けて再度塗ります。はい!これで完成です!。
ちなみに私はサイドの棒のダボで接続することが出来なかったので、下段の部分には補強板をプラスしました。
パッと見は悪くないかな、と思うのですが、実際には結構歪んでいます(汗)。
というのも、穴の深さを同じに彫ることが出来なかったからなのです。つまりあのドリルガイドではダメってことでしょうね。安い道具はやはりそれなりでしかないですね。
ディアウォール柱に付ける辺りからはこちらをご覧下さい。