4)柱の側面に穴を彫る

この2本の柱の間にカーテンを掛ける棒を渡す格好になります。どうやって棒を渡すかというと、側面に穴を開けて、そこに差し込みます。丸棒の側面に穴を開けるのはちょっと難しいですね。

棒の直径が8mmなので、9mmのドリル刃で(ウチは無かったので10mm使用)、また柱の直径が3cmなので、1.5cmくらいの深さに彫ります。

これでカーテンを掛けるポールの出来上がり。写真では1箇所しか穴が開いていませんが、結局もう少し上の位置にもう1箇所穴を開けてそちらを使用しました。

両脇の扉が開くようにしたいので、柱ははめ殺しの枠から離して設置することにし、位置を決めます。それから柱と柱の間の距離を測り、それに+3cmの長さ(両端が1.5cmずつ棒の中に埋まる)に銅管をカットし、嵌めます。

はい!これで完成!カーテンを取り付ける準備ができました!

ちなみに…、私は手元の端材でやりましたが、似たようなことをしたい方にはこんな商品がございますよ!KINOBO テンションロッドです!


ラブリコの「棒」でやる版ですね!スレンダーです。重いものを載せる棚とかにはなりませんが、色々使えそうですよ!

5)フックを取り付ける

サイドのカーテンの端を引っ掛ける為、両端の開けられるようになっている部分の窓枠のすぐ横に、フックを取り付けます。

カーテンを縫う

次は主役のカーテンを作成したいと思います。と言っても非常に簡単!布端がほつれないように、ぐるっと周囲を縫っただけ!

色々考えたのですが、凝ったデザインより、シンプルで軽やかな方が良いのかな???と。なので簡単なカーテンになりました。

また、両サイドは開けられるようにしたいため、カーテンも3つのパートに分けました。

▼真ん中のパートを作る

この布、幅が150cmです。ということで、幅はこのまま、長さを1mでカットし、ぐるっと周囲を縫います。

▼両サイドのパートを作る

こちらは幅を半分(75cm)にカットし、長さは2mでカット。ぐるっと周囲を縫います。

窓に設置してみる

カーテンが出来ましたので、窓に設置してみましょう。

若干面倒くさいのですが、柱の棒を片方緩めて、カーテンを引っかける棒を取り出します。ここに、カーテンクリップを通してまた元に戻します。

まずは中央部分を設置。

次にサイド部分を設置。サイド部分は窓の真ん中の位置で左右が交差するように付けます。そして端は窓枠のすぐ横に付けたフックに引っ掛けます。

そして、カーテンの長さが長いのでひとつ結んで、この古臭くてみっともない、あらかじめ存在していたフックに掛けます!

フックも隠れて一石二鳥!カーテンをもうちょっと短く作って、窓枠内に収まるように結んでも良いと思います。

正面から見るとえらくロマンチックな…。あと、このカーテンは年中この感じで、開けたり閉じたりはしない前提です。

これにて完了!次は反省会です。